
家を作る時の予算ってどう決めたら良いのかな??
教えてキムニー先生!!

まかせんしゃい!
ってことで、今回は、注文住宅の予算ってどう考えればいいの?というテーマをご紹介します!
まずは、今回お話をお伺いする先生のご紹介を!

本名:木村 武夫
職業:独立系ファイナンシャルプランナー
出身:新上五島町
長崎県の商工会青年部連合会 会長を歴任するなど、長崎県の産業発展に尽力。
特定の保険を取り扱わないファイナンシャルプランナーとして、中立の立場でアドバイスを行う。
その家庭にとって最適なプランを一緒に考えていく姿勢を大切にしている。
家庭の財務諸表のコンサルティングなども行う。
お友達が多い。
それでは聞いていきましょう!
「家を買える予算」の全体像

まずは簡単に。
住宅を買える予算は、自己資金+住宅ローン(借入金)と表されます。
自己資金は自分の貯金と、両親からの援助金も含めます。

両親から援助があると嬉しいですね。
でもその場合、贈与税とか税金はかかっちゃうんですよね?

「両親や祖父母から住宅取得等資金の贈与を受けた場合、
一定額までが非課税になる制度」があるんです。詳しくはこちら
令和3年12月末までなら、省エネ住宅なら1500万円、
普通の住宅なら1000万円までの贈与が非課税となります。

それは嬉しい♪
住宅ローンはいくらまで借りられるか?

でも住宅ローンっていくら借りれば良いの?
というか、希望額を借りられるのかな??

はい。これは本当に人によって様々です。
ローンの審査に通ったからといってそのまま全額借りちゃうのはNGです。
将来返せなくなってしまって家を手放さないといけない事例が少なくありません。

ええ~。最悪・・・。

そうなんです。
ですので、毎月どれくらいの返済が可能か?
それを現在だけでなく将来の支出なども考慮に入れながら
計算する必要がでてきます。

「毎月の返済額」は人によって様々です。
個別でライフプランと生涯の資金計画を考える必要がありますが、
ここだけでは解説できませんので割愛しますね。
余裕を持った返済額を設定するのがポイントです。

そして、返済期間は定年までの残りの年数と考えれば良いでしょう。
定年が65歳。現在30歳でしたら35年ですね。
この場合、例えば毎月の返済額を8万円とすると、
8万円×12ヶ月×35年で、3360万円が住宅ローンで借りたいMAXの金額ということになります。

なるほど!分かりやすいですね。
よく、年収の25%を家賃として考えるべし、という情報を見るんですが、これはどうですか?

年収負担率の話ですね。
「年収400万円の場合は25%、
つまり100万円を毎年の支払いと考えましょう」
というお話ですが、一概に25%を鵜呑みにしてはいけません。
分かりやすく25%として計算しているだけで、
それが皆にとってベストというわけではありませんね。

なるほど。
やっぱり、自分のライフプランから
どれくらいの支出が可能かを考える必要があるんですね。。。
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